畳替えのすすめ
Recommendation of remake
畳、ずーとそのままにしていませんか?
畳は、表替えや裏返しをする事で綺麗に蘇らせる事が出来るんですよ!!
「畳の為」「家の為」「そこに生活する人の為」に定期的な交換(表替・裏返し・入れ替え)する事が大切です。
ナゼか?
大概の畳は植物であるイグサ(畳表)に表面を覆われており、使っていくうちに
畳のちからでもご紹介したような機能がだんだんと衰えてしまいます。
又、すり切れて表面のカスが服に付いてしまってり、日焼けや経年劣化により表面が茶黒くなってしまったり、あくまで敷物の為、掃除をしていても汚れが蓄積されてしまいます。
他にもへこみや隙間が出来てしまったりしてしまいます。特に隙間は見栄えも良くない上、そこにゴミが落ちて溜まっていってしまったりと、畳の傷みも部屋の環境もどんどん悪くなってしまいます。
普段持ち上げる事のない畳をはがす事によって畳自体を乾燥させ、リフレッシュさせたり畳の下の状況を確認したりする事もでき、その結果床下の腐食やシロアリ被害・ゴキブリの卵の発見などに繋がる事があります。
表替え・裏返しとは
OMOTEGAE URAGAESHI
表替えとは…
現在お使いの畳に縫い付けてある畳表をはがします。
芯材(畳床)はそれをまた使い、はがした畳表の代わりに新しい畳表をまた縫い付けます。(畳縁もこの時交換となります)
裏返しとは…
※表替え後、5年以内での裏返しをオススメしております
※右下部分が裏面ですが長期間使用した畳は裏返ししてもキレイになりません
表替えと作業手順はほぼ同じなのですが、表替えははがした畳表の代わりに新しい畳表を縫い付けますが、裏返しははがした既存の畳表をひっくり返して今まで目に触れる事のなかった面を表面に出し、元の芯材(畳床)に縫い付けます。(畳縁は表替え同様に交換となります)
※畳の形状や畳表の状態により裏返しでは対応出来ない事もございます。
入れ替え(新畳)とは…
現在使用している畳を処分し、全て新しく作った畳と入れ替える事です。※1枚より対応可能です
事前にお部屋の採寸をさせて頂き、畳制作完了後(数日)入れ替え作業となります。
※既存畳の処分費用/1枚につき¥2,200(税込)
各々のサイクル目安
- 表替え 3年~10年
- 裏返し 2年~5年くらいの間
- 入れ替え 20年くらい
上記のサイクル期間はあくまで目安です。使用素材や使い方によって全く変わってきます。
畳表は使い方によって10年でも20年でも使用できますが、イグサの様々な能力が落ちてしまったり、すり切れや毛羽立ちなどが現れたりもします。
裏返しは元々の畳表があまり良くない物だったり、裏返すまでの期間が長いと裏返ししてもあまり綺麗にならない場合があります。
又表面からは気付かないシミ跡が裏面に出ている事があります。理由がなければほとんどの場合入れ替える必要は無い事が多いです。
入れ替えは畳床が普通の使用であれば、物によって50年でも100年でも使用できます。
業者によっては、「入れ替えしないとだめ」と言い切るところもございますが、濡らしてしまったり、ブカブカだったり、虫が出るなどの理由がなければ、入れ替えの必要は無いと思います。
これは実際に拝見しなければ断言できませんが、「うちの畳はどうなんだろう?」と気になる方はお気軽にお声掛け下さいませ。