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ダニ・カビの発生条件

ダニの発生条件

Condition of occurrence of ticks
ダニにも色々な種類が存在するのですが、住宅内で最も問題となっているのがコナダニ科(代表的なのはケナガコナダニ)チリダニ科(代表的なのはコナヒョウヒダニ・ヤケヒョウヒダニ)に属する室内塵性のダニです。
ケナガコナダニ主にカビを栄養源として又、食品の屑や畳のわら床なども食し、生育条件は温度25℃、相対湿度75%で温度が40℃以上になると死滅します。又、乾燥にも弱く、相対湿度60%以下になると生育が止まります。
コヒョウヒダニ・ヤケヒョウヒダニは主に人やペットの身体から剥離したフケやアカ、昆虫の死骸・体毛・食品の微細片・塵などを栄養源としています。温度25℃~30℃、相対湿度60%~80%の環境を好み、乾燥にも多少強い様です。
これらダニ類が生息する為には「栄養となるフケやアカが豊富にある」「身体を隠す為の空間がある」「相対湿度が60%以上ある」というような条件が必要で、このような場所には生きたダニと共に大量のアレルゲンが存在する為、念入りに掃除や洗濯・湿度対策を行い、ダニが発育出来ない環境を作る事が大切です。
日頃からの何気ない対策でダニの発生を抑える事が出来ますので是非試してみて下さい。

カビの発生条件

Occurrence condition of mold
元来日本は、夏の高温多湿、春の長雨、秋の台風など年中湿潤な気候になりやすい環境にあります。
その一方家の高気密化・高断熱化が進み、結果として密閉された空間では空気が滞留し、室内で発生した水蒸気はアルミサッシや壁面に結露を発生させます。
カビはこうした結露と壁面に付着したゴミ・埃・汚れが原因で発生いたします。
畳は天然素材です。特に新しい畳は湿気を沢山吸収しますし自身の養分も豊富な為、湿気の多い季節はカビが発生し易いです。
畳のマイナス要素としてカビの発生をあげる方もいらっしゃいますが、カビの性質を知る事でカビの発生を阻止する事も可能です。
カビの性質
  • 温度
    15℃~30℃を好み、20℃を超えると繁殖が加速、28℃前後で最も繁殖が盛んになります。
  • 湿度
    70%~90%を好み、80%を超えると繁殖の勢いが加速します。
  • 栄養源
    全ての内装材やゴミ・埃などが栄養源となり、発育には酸素を必要としています。

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